足首の捻挫後4ヶ月続いた小指の痛みにも筋膜調整は有効!
足首の捻挫後4ヶ月続いた小指の痛みにも筋膜調整は有効!
ジャンプの着地で足を捻った
バランスを崩して足を捻った
階段を踏み外して足を捻った
程度の大小はありますが、よく経験するケガの1つである足首の捻挫。
ケガをした直後は腫れたり熱を持っていて痛みがでますが、数日して炎症が治まると少しずつ元の生活に戻れて、気づけば普通に運動していたなんてことも珍しくはありませんね。
ですが、中には何日、何週間、何ヶ月たっても足に痛みが残ってしまう方も・・・
また、人によっては足の捻挫のあとから膝や腰が痛み始める人も少なくありません。
今回は捻挫後、4ヶ月たっても足の小指の痛みが残っていた方に筋膜調整が有効であった経験をご報告いたします。
(※ご本人さまの許可を得て掲載させていただいております。)
<Aさん、女性>
約4ヶ月前に平地を歩いていたときに不意に足首を捻挫
腫れもひどく、元の生活に戻るまでに1ヶ月はかかったとのこと。
そして今残っている症状は左足の小指側の痛み。
足の小指が歩くと痛いのと、小指に限らず体重を足の外側にかけるのも痛いとのこと。
まずはどんな動きで痛みが出るか確認すると、やはり左足の小指側に体重をかける動作をすると痛みが出るようです。
筋膜の動きが悪かったところはこちら
捻挫のあと、ひどく腫れが続いたせいか、足のスネあたりの皮ふ、脂肪組織、浅筋膜といった、浅い部分にある組織の動きも悪くなっていました。
深いところにある筋膜と浅いところにある筋膜の両方を調整した結果、小指側に体重を乗せても痛みがでなくなりました。
施術前にはぎこちなかったですが外側に体重を乗せて歩くテストも、施術後はしっかりと体重がかけられ、スムーズに歩けるようになりました。
施術前後はこちら▼
施術前にはぎこちなかったですが外側に体重を乗せて歩くテストも、施術後はしっかりと体重がかけられ、スムーズに歩けるようになりました。
また施術の後に長時間歩く用事があったそうですが、後ほど歩いても平気だったと報告もいただきました。
<足の捻挫のあと数ヶ月経っても痛みが残っている方へ>
捻挫によって足首のまわりにある靭帯のダメージによっては痛みが長く残ることも珍しくありませんが、捻挫による直接のダメージや炎症によって筋膜の動きが悪くなってしまったことで、痛みが長く続いている場合があります。
とくに捻挫直後のRICE処置とよばれる、安静・冷却・圧迫・挙上の急性処置が不十分であった場合は、筋膜やまわりの筋肉が硬くなるだけでなく、皮ふや脂肪など表面にある組織の動きも悪くなってしまい、長期間、痛みや可動域制限が続いてしまうと考えています。
加えて、筋膜の動きが悪くなると、痛みを感じるだけでなく、関節のゆるみや不安定感も感じやすくなると言われています。
足首の捻挫のあと、痛みや足首の動きがなかなかよくならない時は筋膜の状態を調べてみることをオススメいたします。
症状や施術に関して、お気軽にご相談くださいませ。
TRIGGER 半田・中村