有痛性外脛骨の痛みは筋膜が原因!
当サロンには
有痛性外脛骨の痛みでお悩みの方が多くいらっしゃっています。
以前、「有痛性外脛骨の痛みと扁平足は関係がない」こともあるとお伝えしました。
※前回の記事はこちら
誤解があるといけないので、もう一度お伝えしておきますが、
土踏まずがつぶれて負担がかかっている方も中にはおられます。
ただし
土踏まずがつぶれていなくても同じように痛くなっている方がいることも事実です。
そして、土踏まずの形に関わらず、共通していることが
「筋膜の硬さ」と考えています。
外脛骨の痛みが出る前のエピソードを疑う
筋膜調整を行う場合、特に大切になってくるのが外脛骨の痛みが出るよりも前の状態です。
筋膜は過去のケガや不調が影響して硬くなります。
なので
外脛骨が痛くなる前の状況を詳しく聞いていきます。
例えば、外脛骨の痛みが出るよりも前に
・足首をひどくネンザした
・足の指を骨折した
・踵やスネが痛いことがあった
このような情報がとてもヒントになります。
一見、突然でてきた痛みのように思えても、詳しく紐解いていくと
外脛骨よりも前にカラダの不調やケガを経験していることが多いのです。
外脛骨の前にケガをしていない場合は・・・?
先程の例のように、外脛骨よりも前にどんなケガをしたのか?
そのケガの程度や固定して動かせなかった時期があるかどうかを確認していきます。
ですが、人によっては
「ケガはしたことない」という方もおられます。
この場合はどう考えるのか。
この時は「内科的な不調」を考えます。
いわゆる内臓の不調です。
もちろん全てではありません。
ですが、外脛骨の症状が出るよりも前から
・頭痛もちである
・よく肩がこる
・喘息や気管支炎など呼吸器の問題がある
・お腹がゆるい。もしくは便秘がちである など
ごく一部ですが、
こういった不調があったかどうか確認していきます。
ケガもなく子供の頃から外脛骨が痛い方は特に、内科的な不調を疑います。
内臓の筋膜と手足の筋膜は繋がっているので、
整形外科的な痛みに似ていることが多いんです。
そして、内科的な不調の場合、足だけでなく
頭や首、胸部まわりの施術を行う必要があるのです。
信じがたい内容なのですが、実際に外脛骨の痛みや頭や首の施術で軽減することも多いのです。
TRIGGER 中村