顎関節の痛み・引っかかり・口の開けにくい時にほぐすポイント(パート1)
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顎関節の痛み・引っかかり・口の開けにくい時にほぐすポイント(パート1)
こんにちは。
トリガーの中村です。
今回は、顎関節の痛みやコリがある方にまずほぐしてもらいたい場所のパート1をご紹介。
顎関節のまわりにあって間接的に影響を与えやすい筋膜になります。
詳しい場所を解説していきますね。
①咬筋の筋腹上
口を閉じて食べ物を噛む時によく使う筋肉の咬筋(こうきん)を包む筋膜になります。
探し方は簡単。
①のあたりに手を置いて口を閉じたまま歯を「い〜」と食いしばってみてください。
盛り上がってくる筋肉がありましたか?
それが咬筋になります。
筋肉の盛り上がりの一番大きいところがポイントになります。
まずは指先でゴリゴリと引っ掛けるようにしてみてください。
鋭く刺すような痛みが出る場合は筋膜の滑りが悪くなっていますので、滑りが良くなって痛みが軽くなるまでほぐしてみてください。
②咬筋の前側
①は咬筋の一番持ち上がるところでしたね。
次は咬筋の前側になります。
先ほどと同じように歯を食いしばってみると咬筋の盛り上がりが確認できます。
そうしたらそのまま、咬筋の膨らみを口の方までたどっていきましょう。
少しいくと盛り上がりが渡って凹みになり、咬筋が触れなくなります。
そこまで行ったら、頬の少し奥まで指を押し当てて、咬筋の前側を触れることができるギリギリの縁を探しましょう。
見つかったらそこもゴリゴリと引っ掛けるように動かしてみてください。
硬くて鋭い痛みが出ていたらほぐしましょう。
③頬骨の下側
3つ目は頬骨の下側になります。
まずは顔の前側で頬骨を触ります。
触れたらそのまま骨の突出部を触れながら耳の方へ移動していきましょう。
そうすると、耳の穴の前側までつながっています。
耳の穴の前側まできたら、骨の下側(口側)に移動させます。
移動させたらそこがポイントになります。
骨の形に沿って横方向に(少し骨側に圧をかけならが)滑らせてみましょう。
ジョリジョリ引っかかりつつ鋭い痛みが出ている場所があればほぐしてみてください。
④頬骨の上側
③と同じように頬骨を耳の穴の前側までたどっていきます。
耳の前側まできたら、今度は頬骨の上側(頭頂側)を触れます。
ここも骨側に圧をかけながら骨の形状に沿って横方向に動かしてみてください。
ジョリジョリと硬さを感じるところで、さらに鋭い痛いが出る場所はありますか?
あればそこもていねいにほぐしてみてください!
以上の顎関節の痛み・引っかかり・口の開けにくい時にほぐしてもらいたいポイント・パート1になります。
効果的なポイントがいくつかありますので、またご紹介していきますね!